調理器具の表面加工

こんにちは。

みなさんがお使いになっている鍋やフライパンなどの加熱用調理器具のほとんどには表面加工がされています。
よく聞く表面加工はテフロン加工(デュポン社の登録商標でフッ素樹脂加工のひとつ)ですね。
テフロン加工に代表されるフッ素樹脂加工は焦げ付かないことが最大の利点で特徴です。
もちろん、私の家にもテフロン加工された古いフライパンがあります。 が、残念なことに、ところどころに剥げが生じ見るも無惨な状態に…
はいはい。これは全て私が悪いのです。
フッ素樹脂加工の調理器具の使用上限温度は260℃ほどで350℃を超えると熱分解が始まり有毒ガスが発生します。
ということは、空焚きや強火での利用は厳禁ということです。
また、フッ素樹脂と本体(アルミやステンレスなど)との熱収縮の速度が異なるため、使用直後に水をかけるなど絶対厳禁です。
これらの厳禁事項を繰り返すことで、テフロン加工に代表されるフッ素樹脂加工のフライパンは劣化し使えなくなってしまうのですね。

さて、私たちの調理器具プロジェクトではフッ素樹脂加工は用いません。
アウトドアでもガンガン利用する、ということは350℃を軽く超える温度になることが想定されますから。
じゃぁ、どんな表面加工をするのか?
今、色々と評価している最中なんです。
決まったらお知らせしますね。


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